認定こども園おおぞら幼稚園に
よくいただくご質問と回答を掲載しております。
幼稚園についてのQ&A
おおぞら幼稚園 Q&A
おおぞら幼稚園の教育は、どんなところに力を入れていますか。
幼稚園は、学校教育法に定められた学校ですので、幼稚園教育要領に準拠したカリキュラムを組んでいます。
したがって、幼児期に大切な『人との関わり方』や『思いやり』などの社会性や心の発達を重視しながら、体験的な学習に力を注いでいます。
幼児期は、いわゆる絵本などで学習することも大切ですが、身近な環境を利用する体験的な学習の中から知識を獲得することが最も大切であると考えています。
そのために、海や山の自然環境から学ぶもの、あるいは動物園やこども科学館などの施設を利用して学ぶもの、あるいはクッキングなどを季節や発達に合わせて選択をして、カリキュラムの中に位置づけています。
そこには、発見、感動、共感、挑戦などそれぞれの場所や活動で様々な体験があり、それが子ども達の知識の獲得や、やる気、意欲など心の発達に大きな影響を及ぼします。
園バスが2台あるため、学年で一緒に園外に行く園外保育は重視している活動です。
また、園の隣地にある畑に、ジャガイモや大根などを植えて自然から学ぶ活動も重視しています。
おおぞら幼稚園では、自由にのびのびと遊べると聞いていますが・・・。
おおぞら幼稚園の子ども達は、自由でのびのびとしている、しかも小学校に行ってからも、とても優しいということをよく聞きます。
『自由でのびのび』は、人間が生きていく上でとても居心地がよい状態ですが、おおぞら幼稚園は決して放任主義でもいわゆる自由保育でもありません。自由に遊べる時間や、その時期や発達に合わせた活動の時間や、文化や伝統を伝える活動や、静かに聞く時間など、幼稚園における決まりや集団での約束などをゆっくりと時間をかけて子ども達に身についていくように指導をしています。
子ども達の園生活自体にメリハリをつけ、今、自分たちはどのように行動しなければいけないのかを知り守っていくことで、子ども達自身が考え行動する力を身につけていきます。
これこそが、自ら『生きる力』をつけていく源であると考えています。
従って保育室も、欧米の考え方を取り入れ、自由あそびで遊ぶ教材を豊富に用意をしたり、遊ぶエリアとエリアの間における教材棚を作ったりして、他の幼稚園とは、ひと味違った環境構成ができるようにしてあります。
保育時間は、何時から何時ですか。
●月、火、木、金曜日は、午前9時より午後2時まで。
●水曜日は、午前9時より、午前11時30分まで。
水曜日は、研究会に参加したり、園内研修と保育準備の日です。
●バス利用者は、バス停ごとに時間が決まっています。
●その他、学期の始めや学期の終わりには、午前保育(11時30分まで)の日があります。
幼稚園に出る回数は、多いのでしょうか。
1. | おおぞら幼稚園では、三大行事として、夏祭り(8月園庭)、運動会(10月小学校校庭)、 生活発表会(はとの会と称して2月鎌倉芸術館)があります。一人一役としてこれらの行事のどれか一つをお手伝いいただいています。 |
2. | 学期末に幼稚園の大掃除(小1時間)のお手伝いをお願いしています。年に1回。 |
3. | お誕生月に、お誕生児の保護者の方にも来ていただき、お誕生会をしています。年1回 |
4. | 学期毎にクラス別懇談会があります。年2回 |
5. | 保育参観日が、年に5回位あります。 |
6. | 個人面談が7月(全員)にあります。 |
7. | 親子遠足は現地集合&解散の行事が、年に1回あります。 |
預かり保育は、ありますか。
キッズルームと称して、専任教師による預かり保育を実施しています。
月、火、木、金曜日の午後まで保育がある時は、午後2時より午後4時45分と5時15分まで。
水曜など午前保育の場合は、午前11時30分より午後4時45分と5時15分まで。毎日おやつの時間があり、お菓子を食べたり、クッキングをして、自分で作ったものを食べたりして楽しい時間を過ごしています。
詳細は「幼稚園紹介・預かり保育について」をご覧下さい。
満三歳児保育は、ありますか。
学校教育法において、幼稚園に就園できる年齢は、「満三歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児」とありますが、学校教育が学齢によるクラス編成のため、幼稚園は、実質的には満三歳の就園は、できない状態にありました。しかし、幼稚園でも満三歳児を受け入れられるようになり、更に現在、改革特区に限り二歳児でも、幼稚園に入れるようになりました。
しかしながら、現実的には、幼児数が少ない幼稚園が年少児と混合クラスで満三歳児を受け入れているのが現状です。4月時点で、ゼロ人のクラスに教員を配置することはなかなか難しい状況の中での、見切り発車となった満三歳児保育という感が否めません。認定子ども園も始まりましたが、まだ制度的に不備があると言えます。上記理由により、満三歳児の受け入れは行っておりません。
二歳児のプレ保育があります(年25回)
幼稚園には、母の会がありますか。
おおぞら幼稚園には、『母の会』はありません。開園当初数年間はありましたが、会費を集めてすることに問題があると考え、現在は母の会がある園と同じような活動をするために夏祭りの収益金を当てています。
母の会はありませんが、クラス幹事が2名選出され、その幹事さんが中心となってクラス親睦会や手芸教室などの諸活動を進めていただいています。
『おやじの会』も出来て、活発な活動を展開しています。
おやじの会があると聞いていますが
おやじの会が発足してから、10年目に入りました。幼稚園というと、どうしても母親同士のつながりの世界となります。お母様同士は、昼間に昼食会を開いてクラスの親睦を図ったり、あるいは毎日の出会いの中からお付き合いが始まったりしますが、父親は、ほとんど出番がない状態です。そこで、この地における異業種交流会のようなものになればとの願いを込めて、『おやじの会』が産声を上げました。現在、いろいろな活動の他、ヨット、軽音楽、釣り、ゴルフなどの部活も活発に行っています。あまり、夜の飲み会が多くならないように気をつけていますが、それも楽しみの一つです。多くの方のご参加をお待ちしています。詳しい内容は、HPに掲載されていますのでご覧下さい。尚、OBになりましてもおやじの会は永久会員です。連絡は、メーリングリストで行っていますので、入園されましたら是非登録をして下さい。OBになりましてもメーリングリストを抜けない限り連絡が行きますので、いつでも参加できる会です。親子で楽しむ活動を沢山企画しています。
遠足はありますか、あるとすれば親子一緒ですか。
おおぞら幼稚園では、通常保育の園外保育で、園バスを使い、いろいろなところに出かけていますので、敢えて遠足は必要ないものと考えていますが、保護者同士の親睦という観点から、毎年春にフラワーセンターへの親子遠足を実施しています。
現地集合解散の遠足ですが、近年、大型バスをチャーターする費用もかなりかかりますし、雨天の場合にキャンセルが効かないため、不便を生じますので、そのような遠足は行っていません。
課外教室は、ありますか
●当園には、次の課外教室があります。
◎体育教室
◎サッカー教室
◎英語教室(カリフォルニア外語学院)
◎えんぴつランド
入園されましたら、4月の時点で案内書を配布します。
園長のことで
山田 誠一
昭和45年、慶応義塾大学卒。家族は家内と双子の娘と長男。おおぞら幼稚園設立。理事長兼園長。
現在、下記のような役職をしているため、県や国に出かけることが多い。 |
●神奈川県私立幼稚園連合会 振興部長 |
【会長と共に県庁と細部にわたる打ち合わせをしている】 |
●全日本私立幼稚園連合会 評議員 |
【永年組織の仕事をしてきている。国に対して幼稚園振興策を提言】 |
●(社)旭福祉会 理事 |
【特別養護老人ホーム。ご老人のことで相談に応じられます】 |
●全日本経済団体連合会 (日本経団連) |
【私立幼稚園経営者懇談会ビジョン委員長。日経連と経団連が統合され、国に対して様々な制度改革を提言】 |
給食・生活についてのQ&A
給食・生活 Q&A
給食は、ありますか。
●週3回実施しています。
月、火、金の3日間給食を実施しています。おおぞら幼稚園では、自前で給食を作る設備を設置し、給食会社に調理をお願いをしています。
1学期ごとの申し込み制となりますので、子どもの発達に合わせてお申し込み下さい(概ね95パーセントの方が申し込みます)。幼稚園としては、嫌いなものを強制的に食べさせるような指導は行いませんが、食べず嫌いということもありますので、「ちょっと食べてみてごらん。とってもおいしいよ」「それでもいやだったら残してもいいですよ」といった言葉掛けはしています。
●アレルギーがあって給食が食べられないが、どうしたらよいでしょう。
アレルギーをお持ちのお子様とは、面接の上。できる範囲内でアレルギー給食を作ります。心配な方はお弁当を持参してください。ご自分のお子様が他の子どもと違うものを食べるのはかわいそうと思われる方もいらっしゃいますが、給食を申し込まない子もいますし、経験から言えることですが、子ども達は全く意に介しませんのでご安心下さい。心配される方のためにも、給食の便りの中で献立を知らせますので、似たものを作られても良いと思います。
●おはしが使えないが大丈夫でしょうか。
結論から言えば、心配はありません。お箸が使えなくても、スプーンやフォークで大丈夫です。しかし、お箸で食べられるようになることは、それぞれのご家庭での指導です。あせらずゆっくりとできるようにご指導下さい。「あなたは、幼稚園に入るんだからお箸で食べられなければ、幼稚園に入れないわよ」は、絶対に言ってはならないことです。子どもは、それだけで幼稚園に行くことに恐怖感を覚えるものです。
親と離れられないが大丈夫でしょうか。
入園当初よく見られる子どもの姿です。子どもの姿としては、ごく当たり前と捉えられたらよいでしょう。幼稚園に入園する子どもは、保護者の手元で愛情を込められて育てられてきます。子育て環境としては、とっても望ましい姿で子どもの情緒安定には欠かせない大切なことです。そこから幼稚園という集団生活がどういうものかも理解しないまま、いきなり突き放されるわけですから、子どもの気持ちとしては、不安感を持つのが当たり前です。入園当初、親から離れる時にものすごい勢いで泣く子がいます。親としては、我が身を引きちぎられる思いを持つ方もおられることと思いますが、幼稚園に来ると意外と泣きやんで、遊んだりするものです。その繰り返しの中から、子ども達は先生の様子や他の子ども達が遊んでいる姿を見て、徐々に幼稚園の楽しさを理解していきます。ここで大切なことは、「そんなに幼稚園がいやなら行かなくても良い」などと短気を起こさないで、ゆっくりと、幼稚園の楽しさや、先生の優しさ、友達と遊ぶ楽しさ等の話をしてあげましょう。子どもの心は、少しずつ開かれてきます。入園当初の4月から連休明け1週間位まで、おおぞら幼稚園は、新入園児の各クラスに以前幼稚園に勤めていた先生達がヘルプに入り、子ども達が幼稚園生活に早く馴染めるように努めますので、安心して幼稚園にお預けください。
おむつがとれていないが大丈夫でしょうか。
幼稚園に入園するまでには、できるだけおむつがとれていることが望ましいと思いますが、入園時にトレーニングパンツをはいている子が何人かいます。近年、紙おむつが主流となりまたその性能が良くなるにつれ、赤ちゃん自身が『おむつをしていて気持ちが悪い』という感覚が無くなってきたせいか、おむつがとれる時期が遅くなってきているように思います。成長するにつれ、理解力も増してきますのでゆっくりと指導をして下さい。入園までにどうしてもとれない場合は、担任にその旨をお伝え下さい。入園までにおむつがとれなかった場合は、幼稚園と連携してその子を見ていきたいと思います。
トイレに一人で行かれないのですが、入園できますか。
特に、3歳児に多い質問です。幼稚園の入園試験から、入園までにはまだ時間がたっぷりとあります。また、この時期の子ども達の成長には目を見張るものがありますので、出来る限りのしつけはご家庭でお願いいたします。それでも、出来ない子はそれで構いません。そのことを担任にきちんと伝えて下さい。その子なりの配慮をします。入園当初は、トイレに行く時間をこまめに決めて、出来るだけお漏らしなどしないよう配慮をしています。また、おおぞら幼稚園のトイレは、各クラスに配置されていますので、すぐにトイレに行くことが出来、また担任も子どもに対して目が行き届きやすくなっています。
また、ホールにある3歳児の部屋は複数担任になっていますのでご安心下さい。
着替えが一人で出来ないのですが、大丈夫でしょうか。
ご安心下さい。入園式までには、何とかしなければと焦る必要はありません。もし、ご家庭で少しでもこのことが出来た時は、大いに褒めましょう。叱ることは、かえってマイナス要素が多いものです。出来るだけ子ども自身がやる気を起こすような言葉掛けをしましょう。幼稚園では、入園後の園生活を通して少しずつ出来るように援助をしていきます。勿論、幼稚園任せにするのではなく、お互い協力し合ってのことです。
バス・駐車場についてのQ&A
バス・駐車場 Q&A
幼稚園のバスコースは、どうなっているのでしょうか。
おおぞら幼稚園では、2台のバスを運行していますが、子どもの負担を考え、そんなに広い地域を回っていません。
現在の運行コースは、下記の通りです。バスは、幼稚園の中迄入り乗降させて、安全管理に配慮しています。お分かりにならない点につきましては、ご連絡下さい。
●砂押橋-下関-上岩瀬ー今泉バス停-今小前-地蔵前-白山神社-湖畔-北鎌倉台-仲町-藤和ライブタウン-国交省社宅前ービックオレンジ-資生堂-岩瀬社宅
●長嶋材木-小袋谷スリーエフ-コープ野村-台ハイツ-こもれびプールーホームズ山﨑ー山﨑三叉路
●大船高校ー台の杜ーサウスアリーナ-ー富士見町ー大船消防署前-戸田建設
●バスコースは、その年により多少の違いがあります。
●バスの位置を携帯電話やコンピューターにお知らせするソフト『園ぴゅう太』によるサービスもしています。また、バスには無線もついていますので、連絡が密に取れます。
●乗務員がスマホを携帯しているのでいつでも連絡がとれます。
駐車場は、ありますか
園近くのクリエイトの裏に5台の駐車場があります。
今までよりは離れておりますが、交通量の多い通りを通らずとも園まで来ることが出来ます。
駐輪場は、幼稚園のすぐ側に新たにスペースを設けてありますのでご利用下さい。
その他のQ&A
その他 Q&A
文字が書けない・読めないのですが、どうしたらよいでしょうか
文字や数に興味を持つ時期は、子ども達一人一人違うものです。
無理に教えようと思っても興味を示してくれません。
入園するに際して、文字や数の理解が出来無くて当たり前なのです。
幼稚園教育では、遊びの中で数を数えたり、順番を覚えたりします。
例えば砂場でケーキを作っていたりした時に「おいしそうなケーキね、いくつ作ったの」とか、毎日の出席とりから「今日のお休みは、何人だった」等と園生活の中で教師が意図的にそのような機会を設けることによって、子ども達は自然に数に対する対応と保存が出来るようになっていきます。
また文字に関しては、絵本を読んだり、郵便屋さんごっこや、お店屋さんごっこなどの様々な活動を通して、文字に対する興味付けをしたりします。
近所の子と同じ幼稚園ではないのですが、大丈夫でしょうか。
当然の心配事かと思います。
しかし、子ども達の園生活の中から、友達関係が深まり徐々に一緒に遊ぶ友達が増えてくると、友達関係に幅が出てくると共に、自信となり、近所の子ども達とも旨く遊べるようになります。
おおぞら幼稚園では、自分の気持ちを言葉で表し、友達を思いやり、どんな子ども達でも協調して遊べる子どもを育てるように努力をしています。
どちらかというと人付き合いが苦手なので、お友達が出来るかどうか心配です。
3歳を過ぎる頃から、子どもは一緒に遊ぶ友達をほしくなってくるものです。
ですから心配はいりません。幼稚園生活で大切にすることのひとつは、社会性の発達ですから、『友達と仲良く遊ぶにはどうしたら良いか』ということも友達同士の関わり合いの中から学んでいきます。
人間は、一人で生きられないと良く言いますが、お母様自身が自分で自分のことを決めつけないで、無理をしない自然体で他の方と接していかれたらどうでしょう。
子ども同士の付き合いから、お母様同士の付き合いが始まります。
よく幼稚園で知り合った親同士の付き合いは、一生続くと聞きます。
幼稚園は、お母様も一生つきあえる良い友達が出来るチャンスの場なのです。